アクセス
JR JRの房総方面の線路は、蘇我を基点として房総半島を一周しているが、東京湾側を内房線、太平洋側を外房線と呼ぶ。共に安房鴨川駅が終点。
特急は、内房線が東京から館山まで「さざなみ」、外房線が東京から安房鴨川まで「わかしお」が運行しており、共に2時間弱、3510円(自由席)で着く。指定席は510円を加算(閑散期-200円、繁忙期+200円)。
フリー切符 JR東日本の「南房総フリーきっぷ」は、フリーエリアまでの往復は特急指定席が利用できる。フリーエリアは木更津から茂原までとかなり広く、その間の特急以下の列車の自由席と指定バス路線が乗り降り自由。有効期間3日で東京都区内からの値段が7500円だからうまく使えばかなりトク。
京葉道路 内房側は高速道路の整備が進んでいる。東京からは、首都高から直に京葉道路に入るか、東関東自動車道を一旦経由して京葉道路に入るかで、若干距離と料金が異なる。後者のほうが距離が5㎞ほど短く、200円高い。京葉道路は市原ICの手前で、館山自動車道に連結する。
館山自動車道 木更津を経て富津市へ至る高速道路。木更津JCTで東京湾横断・木更津東金道路と接続。西へ行けば東京湾アクアライン、東はまだ木更津東ICまで(将来的には茂原を経て東金ICに接続する予定)。そのまま直進すれば富津竹岡ICに至る(未開通だった君津IC~富津中央IC間も2007/7/4に開通)。
富津館山道路 富津竹岡ICから富浦IC(南房総市)に至る高速道路。終点の富浦ICから館山市の中心部までは5㎞もない。
東京湾アクアライン 東京湾を一直線に横断して、川崎と木更津を結ぶ高速道路。料金は普通車片道3000円と割高。しかし東京西南部や神奈川から南房総方面に行く場合は、走行距離が30㎞程度少なくてすみ、時間的にも相当程度短縮できるため、利用する価値はあるだろう。なおETC車については800円に引き下げられた(平成23年3月末までの予定)。
域内移動
・車の場合、上記した様に高速道路の整備が進んだため、内房の各所まではたいした時間はかからない。そこから先の一般道は、海岸線も内陸部も片側1車線が普通。時間的に余裕を持って運転したい。
・地域振興を兼ねた、規模の大きな道の駅が各地にオープンしている。ドライブ中の休憩に便利で、特産物の物色も楽しい。
・電車で行く場合は、ゆったりとした気分でローカル線を利用するの一つの方法。小湊鉄道(こみなとてつどう)は内房線五井駅から養老渓谷の一つ先の上総中野まで通じている。1日フリー乗車券は1700円、ちなみに五井から養老渓谷までの片道運賃は1220円。上総中野からはいすみ鉄道で外房線大原駅に向かうこともできる。
・ここでは紹介しないが、高速バスやフェリーを利用する方法もある。