概要
軽井沢とは 日本を代表するリゾートの一つで、避暑地としては最も有名。軽井沢町の人口1.9万人に対して観光客は年間800万人にのぼるが、6割は7-9月期に訪れている。別荘地としても知られ、別荘や企業の保養所の数は14000棟を超える。
気候 標高900~1000mの高原であるため、年平均気温は8-9℃。夏は最高気温が30℃を超える日もまれにあるが、概してさわやかで熱帯夜もない。冬は気温の低下が著しく、11月末には初雪が降る。年間を通じて霧の発生が多い。
位置 軽井沢町(かるいざわまち)は、南北に長い長野県の中で、中ほどの東端に位置し、群馬県の中に突き出したかたち。上信越道の碓氷軽井沢ICや、鬼押出し園のある北軽井沢の住所は群馬県。町役場は地理的な重心である中軽井沢駅の近くにある。
アクセス 長野新幹線で、東京駅から軽井沢駅まで82分で着く。関西方面からなら名古屋からJR特急しなのに乗り、長野で新幹線に乗り換えたほうが東京経由よりも安い。
車の場合、東京方面からは関越道:練馬IC→藤岡JCT→上信越道:碓氷軽井沢ICまで1時間半。関西方面からは、小牧JCTから中央高速→岡谷JCT→長野道:更埴JCT→上信越道:碓氷軽井沢ICまで4時間弱。
アクセスについての詳細は軽井沢の交通機関を参照。
地図 軽井沢エリアマップ
名物 ジャム、軽井沢彫り
年中行事 4下-6中若葉まつり、10上紅葉まつり、11下-1下ウィンターフェスティバル
写真 サムネイル
ホテル 軽井沢のホテル一覧
特色
・軽井沢は、浅間山の裾野に広がる高原にあり、群馬・長野・新潟3県にまたがる広大な上信越高原国立公園の一角を占める。明治中期に外国人宣教師が避暑地としての軽井沢を”発見”した。抜群の知名度を誇るが、アクセスの都合上、首都圏からの利用者が多い。
・リゾート地軽井沢は、軽井沢駅北方の旧軽井沢(軽井沢宿)の外国人別荘集落から始まったが、現在では軽井沢町のほぼ全域に観光施設が広がっている。近年は、1993年の高速道、1997年の新幹線の開通によってアクセスが格段に向上したことと、1995年の軽井沢プリンスショッピングプラザの開業によって、通年リゾート化が進んだ。
旧軽井沢は歴史ある避暑地。観光地化したとはいえ、表通りから少し外れれば閑静な別荘地が広がっている。
南軽井沢は、軽井沢駅の南側一帯。軽井沢プリンスショッピングプラザ軽井沢プリンスホテル、ゴルフコースなど大部分が西武グループの施設で占められている。南ヶ丘美術館もこのエリア。
塩沢エリアは、中軽井沢駅から少し南に下った塩沢湖周辺。軽井沢タリアセンなどの観光スポットと町営スポーツ施設の集まった風越公園がある。
中軽井沢は中軽井沢駅から北側の地域。石の教会トンボの湯などの星野リゾートの施設や国設軽井沢野鳥の森軽井沢スケートセンターセゾン現代美術館などがある。
北軽井沢は中軽井沢より北の、長野県と群馬県の県境周辺エリア。信号も少なく、高原ドライブが楽しめる。鬼押出しの景色は他に例を見ない。